すまいるくらそ

シニアの日常の暮らしと出来事

あれから3年め

ブログの登場人物 
管理人=彩葉
夫=ポン助 
高齢父親=爺っこ
長男=唆義史 
次男=輔駒史

 

ポン助が難治性の巣状糸球体硬化症になって

3年めになりました。

この間、様々な他の病気もかかって

医師の言うように大変でした。

しかもコロナと重なって

慎重すぎるくらい気を遣ってきました。

 

ポン助の場合、

初期治療であるステロイドが効いてくれました。

20~30%の患者が症状が落ち着いて

安定した寛解状態に至るそうで

その中にポン助が現在います。

でも再び進行が始まることもあるそうですので

その緊張感は常にあります。

 

ステロイドの副作用に悩まされ

時には鬱っぽくイライラ怒りっぽくもなり

この人を支えなくてはと思いつつも

時には私もつい、投げ出したり・・・

 

私の母親も定年後は病になり

腎臓も悪く、常に腰が痛そうでした。

最後はカリウム制限がありました。

腎臓病でも異なるものがあると

ポン助の病気で初めてわかりました。

 

当時、私は

母を守ってあげることができませんでした。

母も自分の体調が悪いことは

口に出して言うタイプではありませんでした。

直接の死因は直腸に穿孔が起きていたことでした。

 

今ならネットでも情報を得られるし

食事についても栄養指導が受けられます。

 

病気は突然やってこなくて

兆候はあるのですよね。

それを軽く考え見逃してきたのがポン助。

 

今日はその診察日でした。

私はリフォームで行けませんでした。

骨粗鬆症の検査したら68%でした。

治療するほどのことでもなくて安堵。

 

次回も二ヶ月に一回になり

ステロイドも一錠になりました。

 

夏の日の夕暮れの誰もいない静まった病院の中で

ひとり不安になってポン助を待っていた景色が

今でも走馬灯のように蘇ってきます。

お~まるでドラマみたいやわ~。

 

病気ってまわりも暗くなっていくし

かかりたくないものだけど

生きるにはいろんなリスク抱えてしまうのが

人生なのですね。