すまいるくらそ

シニアの日常の暮らしと出来事

年金制度を知らなかった頃

 

私は若い頃、年金制度を知りませんでした。

知ろうともしなかった自分も悪いのですが^^;

給与明細を見ても何のことかわからず

気にもしていませんでした。

友人同士でも話題にもなったことがありません。

(給料袋で手渡しされる現金のありがたみが

 ここにありました)

 

私の父は自分の親を金銭的な面でも支えていたので

そういうものだと思い込んでいました。

「彩葉ちゃんは長女だから長男と結婚できないよ」と

友達に言われたこともあって、

すっごいショックでした。

好きな子がいて、その子は長男だったので絶望でした(笑)。

 

田舎暮らしだったので近くに遊ぶところもなければ

ファーストフード店もなく

ユニクロのような店もまだなかった。

安いリバイバル映画を観に行く程度。

こうしたネットもなく魅力的な情報もなかった。

つまり、お金を使う所が限られていたのです。

金利も良かった。消費税もなかった。

ボーナスから天引きもなかった。

携帯電話なんてなくても全然不自由じゃない時代。

 

でもブログを読むと逆の人もいるのですよね。

若い頃遊び過ぎて貯蓄もなく反省してるとか。

その時は楽しめたのだし、

それはそれで否定しなくてもいいんじゃないのかな。

 

現在は年金だけで生活していこうなんて思ってる人は

少ないんじゃないでしょうか。

だけど働くのが美徳みたいなことは御免。

 

仕事内容にもよります。

お偉いさんたちは机の仕事で

想像もつかないでしょうが

体力的にきつい仕事が多いです。

元気で働くのが好きな人ばかりではありません。

特に職場の人間関係。

簡単に職場を変えればすむ問題でもありません。

 

もしも私が若い時から年金制度を知っていたら

もっと意識して働いていただろうか。

それともそういう制度があるのだからと

どこかでそれに頼ることも想定しただろうか。

 

どちらにしろ当時は男女平等はなく

職場は男性が結婚して初めて一人前と認められる雰囲気がありました。

職場にもよると思いますが

私は26歳で結婚し、こどもができましたが

パートに格下げされるか退職をするかの選択を迫られました。

というかその前に22,3歳でも

まだ結婚しないのかとまわりがうるさかったです。

友人はみんな結婚していったので26歳は晩婚の方でした。

友人はこどもができないと白い目で見られたり・・・

やっと第一子が授かったと思ったら

第二子は?と聞かれたり・・・これが他人様に言われるのです。

たまったもんじゃありません。

今ではあり得ませんよね。

そんなこと言ったら訴えられるかも知れません;

 

生き方が多様化しすっかり変わってしまいました。

良い面もあれば負の面もある。

この先はどんな未来が待ってるのでしょうか。

 

 

今日のお昼は地域クーポン使って和カフェで外食しました。

漬物以外はみんな薄味でおいしかったです。
味噌汁はあさり二個入っていました。

 

デザート

中には小豆、寒天、生クリーム、抹茶アイス

黒蜜かけて食べました。

 

店内は女性客が多くとても混んでいました。

後から来た年配のお客さんが

店員さんに不満を言ってたようですが

うちの海坊主を見ると

「おじいちゃん、足元気をつけて転ばないようにね」と

声をかけていただき、ほっこりしました。