すまいるくらそ

シニアの日常の暮らしと出来事

人間と動物の線引き

ある芸能人の発言がきっかけとなり

今回の羽田空港事故で

ペット機内持ち込み論争が起きてるようです。

もしも人命が失われていたら

こんな論争起きなかっただろう

みたいなことも言われています。

 

私は飛行機を見るのは好きですが

乗るのは嫌いなので

乗った経験は往復の一回のみ。

 

貨物室にペットを乗せられることも

飼い主もそれに条件付きの同意サインを

することも知りませんでした。

そういう意味ではあの燃える機内の中には

失われた動物の命もあったのだと

知る機会になりました。

以前は同席可能だったそうですが?

これが事実であるならば

それをやめたのはそれなりの理由があったのだと

推測されます。

 

私は動物大好きです。

ライオンも大好き^^

ここでは犬猫で話していきます。

 

昔、捨て猫や犬のスピッツを飼っていました。

父が会社の人からもらってきたんです。

スピッツってよく吠えるんですよ。

郵便局員さんの赤いバイク見ただけで・・・

 

ところが、ふと気づいた時

スピッツって見かけないし

いたとしても、ほとんど吠えないのです。

改良されたと聞きました。

つまり声帯切除を意味するのか。

 

今は虐待に注視されるようにもなってるから

どうなってるのか知りませんが

ようするに人間の都合のいいように

やってるわけです。

 

私がスピッツ飼っていた時代は

小型犬って少なかったように思います。

家の中で飼ってる人はいませんでしたから。

年に一度、クリスマスには鶏肉の骨。

あとは雑炊と私たちの食べた残飯処理です。

魚も喜んで食べていて

それでも13年間生きて最期は老衰でした。

 

家族の一員でもありながら

人間と動物の一線があった時代です。

主人は飼い主。犬じゃあない。

 

ペットの環境もだいぶ変わってきました。

ペットフードだったり

動物病院だったり

ペット専用の美容院だったり

洋服だったり?

人間より金がかかります。

 

苦手や嫌いな人にとっては

単なる動物にすぎなくても

大切な命だということもわかってるのです。

 

目の前で我が子と飼ってる動物の命の

どちらかを選択しなければならなくなった時に

迷わず子どもでしょう。

 

でも、こどもがいない人にとっては

我が子同然というのもわかります。

 

そもそも動物を人間の都合で

飛行機に乗せて移動させるのは

私にはかわいそうすぎてできないですね。

パンダは細心の注意を払ってもらえますが。

それもかわいそうでしょう。

やはり、どうしても一緒に乗りたいのであれば

そういったサービスのある便を利用するしか

ないでしょう。

 

公共の乗り物には

皆さんがおっしゃるようにアレルギーであったり

体調の悪い人、持病の人も乗ってるわけで

あのような緊迫の状態で

負荷を担うことになる状況は

極力無い方がいいに決まっています。

 

一個人がどう思おうが自由。

賛否あって当然。

ですが

芸能人の発言は影響力あるので

特にデリケートな問題は

感情だけで発信するのは危険だし

覚悟がいりますね。

どなたかがおっしゃっていましたが

人間と同等の扱いするには

法律を変えるしかありませんね。

 

動物大好きの私が飼わないのは

自分の環境下において、責任が重すぎるからです。

 

亡くなられた八代亜紀さんも動物好きでしたね。

ペットに値段がつけられてるのが

切なかったそうです。

捨てられていたり、足が不自由な猫を

引き取っていたそうです。

 

私は人間と動物が生きていくには

どこかで線引きも必要だし

それは

動物にとって悪くはないと思っていますが

将来的に

いろいろいじくって改良されたり

コピー動物ができたりしたら

関係なくなるかも知れませんね。