すまいるくらそ

シニアの日常の暮らしと出来事

突然死も悪くない

ブログの登場人物 
管理人=彩葉
夫=ポン助 
故人高齢父親=爺っこ
長男=唆義史 
次男=輔駒史
 
爺っこが亡くなって二ケ月過ぎて
やっと突然死も悪くないと思えるようになりました。
だけど亡くなり方にもよるんです。
もしも
交通事故に巻き込まれたり
殺人だったりしたら
人を恨みながら一生終えることもあるわけで・・・
私のケースは自分の墓場まで背負っていくと思う。
 
母の時も
たとえ命救われても
辛い闘病生活になることを考えると
それは母の希望ではないはずだからと
自分に言い聞かせ。
 
爺っこもよくぞ90過ぎまで
寝たきり介護にならずにやってこれたと。
すごいぞと自分に言い聞かせ。
 
介護からようやく解放されて
自分の時間が持てたという投稿を読んだ時
私はそれがなかったのである。
 
自分も子がいるからわかるけど
誰しも子に負担かけたくない
迷惑かけたくないと思っていても
こればかりは自分の意志通りにはいかない。
 
遅かれ早かれ誰にも死は訪れる。
 
死んだ人が生き返ったことがないことから
死後の世界なんてわからない。
 
もしかして死はめでたいことなのかも知れない。
この世の修行終えて自死は修行終えていない)
苦しんでいた病にやっと解放できる。
嫉妬も悲しみも怒りもない。
同時に楽しさも喜びもないのかな。
 
亡くなった直後と時間経過していく遺体の顔を見ると
徐々に仏顔になっていくのがわかる。
 
母が亡くなった時は満月が美しい夜だった。
 
私の死のイメージは
深いノンレム睡眠のまま宇宙に帰る。
 
 
 
 
私は90歳からの爺っこが愛おしくて大好きだった。
ポン助もそれまでの爺っこは
近寄りがたく思っていたけど
やっぱり同じことを思っていた。
 
どうして変わったんだろう?
薬?
それとも自分はもう長くないという思いから?
どれが本当の爺っこ?
私が子どもの頃の爺っこになってくれていて
嬉しかった。
大変だったけど中身の濃い2年間を過ごせた。
 
 
 
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